2005年03月07日

日枝会長と堀江社長が極秘会談

かたくなにライブドアの堀江社長との会談を拒否していたフジテレビの日枝会長。しかし、先週4日までに、この2人が極秘に会っていたことが分かりました。 
 会談の中身は明らかになっていませんが、ニッポン放送株の争奪戦はお互いに負担が大きい上、長期化も予想されることから、事態の収拾に向けた意見交換が行われたものと見られます。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye1146102.html


これが本当なら、「堀江クン」呼ばわりが始まった↓の自宅前インタビュー前、恐らく3日夕方だと思う。

日枝会長、女子アナ同席に「何も悪いことはない」

 フジテレビの日枝久会長は4日朝、同局の女性アナウンサーがライブドアの堀江社長とパーティーに出席していたとの一部報道について「女子アナが堀江さんと会って話しても、何も悪いことはない」と寛容な態度を示した。
 さらに、自分が(堀江社長と同じ)30歳代だったころのことを聞かれると「モテないよ、あんなに。女子アナと鍋パーティーなんて、昔はなかった」と語った。
 また、3日の日本外国特派員協会の講演で堀江社長が「インターネットが5〜10年でメディアの主役になる」と発言したことついて「(テレビがネットに)のみ込まれることは絶対にない。テレビは一番大衆に近いメディア。むしろネットを使いながら付加価値を広げていく」と強く反発した。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/mar/o20050304_10.htm


ちなみに堀江社長の日記では3日の「livedoor 社長日記」で↓のように書いている。

そして某社社長らとミーティング。彼も古い業界で一生懸命がんばっている。すばらしいことだ。協業いろいろできそう。そしてメディア対策ミーティング。私の基本スタンスは、今までどおりでそこそこうまくいっているものはそのまま残し、少しずつ時代に合わせてよくしていく。それにプラスアルファで全く新しいことをしていくといったスタンスです。ネットの双方向性を取り入れた、実験的で挑戦的なことも取り入れていきたいですが、それが全てになってしまうわけではありません。問題があることは社会に淘汰されていくと思いますしね・・・。

http://blog.livedoor.jp/takapon_jp/


そう言えば中日新聞には↓の記事があって、「なんであんたの所にそんな連絡が行くんだ?」と奇異に思ったコトもあったっけ・・・・。

>フジテレビジョンの日枝久会長は3日夜「(その弁護士は)お騒がせしたから責任を取ると発表した、と聞いている」と述べた。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050304/mng_____sya_____008.shtml




こりゃ手打ちがあったかな。
だとしたら、「フジは新株予約権を行使しない代わりにライブドアは過半数を持たない穏便な株主に納まって業務提携」って所が落としどころかと思うのだが・・・。
posted by シュート at 20:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月25日

ライブドア「新株予約権発行差止仮処分の申立て」の予想

株式会社ニッポン放送の第三者割当による新株予約権発行差止仮処分の申立てに関するお知らせ

当社と、当社の100%子会社である株式会社ライブドア・パートナーズとは、本日、標題の件につき、東京地方裁判所に対し新株発行差止仮処分の申立てをいたしました。


1.申立ての相手方

(1) 名 称 株式会社ニッポン放送
代表取締役社長 亀渕昭信
(2) 所在地 東京都千代田区有楽町1丁目9番3号

2.申立ての内容

株式会社ニッポン放送の平成17年2月23日付取締役会決議に基づく第三者割当による新株予約権発行について、その発行を差止める仮処分の申立て。

3.第三者割当による新株予約権発行差止仮処分の申立ての理由

株式会社ニッポン放送の平成17年2月23日付取締役会にて決議された第三者割当による新株予約権の発行は、新株予約権の割当先である株式会社フジテレビジョンの株式会社ニッポン放送に対する支配権を維持することを目的とするものであり、著しく不公正な方法による新株発行にあたることから、新株発行差止の仮処分を申立てするに至ったものであります。

(著しく不公正な方法であることの理由)

(1) 本件新株予約権の発行価額は、株式会社フジテレビジョンによる株式会社ニッポン放送株式の公開買付開始前である平成17年1月14日までの3ヶ月間の平均株価(4,937円)を基準としているところ、その後の市場価格の高騰・支配権取得に伴うプレミアムといった点を考慮していない点において「特に有利な発行価額」に該当すると思われるにも拘わらず、新株予約権の発行につき株主総会による承認を得ていない。

(2)  株式会社ニッポン放送には、本件新株予約権の発行により資金調達を行う必要性がない。

(3) 本件新株予約権の発行は、当社による株式会社ニッポン放送の株式取得を阻止し、株式会社フジテレビジョンによる株式会社ニッポン放送に対する支配権を維持することのみを目的としており、株式会社ニッポン放送は、平成17年2月23日付で発表された「第三者割当による新株予約権発行のお知らせ」及び同日実施された株式会社フジテレビジョンとの合同記者会見において、このことを自認している。

(4)  本件新株予約権の発行は、公開買付期間中に、公開買付者である株式会社フジテレビジョンを割当先として行われたものである。しかも、株式会社ニッポン放送の株式に関する当社と株式会社フジテレビジョンとの間の争奪戦が実際に発生し、株式会社ニッポン放送株式の動向に市場が注目しているさなかに行われたことからすれば、新株予約権発行の旨の公表により株式会社ニッポン放送の株価を下落に向かわせることを意図していたことも否定できない。

4.その他

本件新株予約権の発行に関連しては、他の法令違反を疑わせる行為が散見される。これらについては、改めて適切な法的措置を講じる所存である。


以 上

http://finance.livedoor.com/disclose/tmp/32181a50_20050224.pdf

だそうです。連日、見応えがありますなぁ。
判例がないそうなのに、自称専門家が方々で判決を予想されてます。
せっかくですから僕も考えてみました。

新株予約権は「将来株がもらえると言う権利」なので、フジが行使しない限り株券は発行されないワケです。これだけをもってライブドア等、既存株主の権利を侵害しているとは言えないと思います。
よって、商法的にはライブドアの差し止め申請は却下されます。

しかし、実際にフジが権利を行使して株券が発行される段階になると再び「差し止め申請」が出されこっちが主戦場になるかなぁと思います。
これはフジが負けます。
その時にはライブドアは51%を持っている可能性がかなりありますし、フジは昨日の会見によって「ライブドアがニッポン放送の経営者としては不適切である」と言う立証をしなくてはならなくなったので戦術としてはキツいでしょう。そもそもそれが通るなら今の時点で「第三者割当増資」を行っているとも思います。こんなSFレベルのケタ外れの株数の増資ではなくて「常識の範囲内」で。

恐らくフジは本気で法廷闘争をする気はなないんだと思います。現在続行中のTOBに応じるかどうか迷っている大株主に揺さぶりを掛けているのでしょう。
「いつまでも持ってると2000円になるぞ」と。
そう言う方向から考えるとフジは25%とか33%とか、そう言う数字も確実にしていないのかも知れません。
市場価格より安い価格で株を集める為の工作だとしたらそれはズバリ証券取引法に違反する価格操作です。
商法的には問題がなくとも証券取引法の方で差し止めが認められるかも知れませんね。

さて、ここはお金儲けのブログなので上記の予測を整理するとライブドアの「新株予約権発行差止仮処分の申立」が棄却された後の狼狽売りを拾えばいいんじゃないでしょうか。

ただ、ライブドアの時間外取り引きについて事前の申し合わせがあったんじゃないかと言うギモンも考えられ、産経新聞はがスッパ抜けば・・・。
ちょっと面白すぎですね。妄想が入ってきたのでこのへんで止めておきます。


posted by シュート at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

あまりに堂々とライブドア排除を語るニッポン放送

↓言い分はなんでもあったでしょうに・・・、言質を取られるコトになりかねないような気もします。
「フジの新株発行は違法か?」に書いたの判例に従えばちょっとビミョウなんじゃないでしょうか?

>フジサンケイグループ各社は、当社がライブドアの子会社となりライブドアの支配下
>に入った場合には、直ちに当社及び当社子会社との取引を一切中止する意向を申し入
>れてきています。当社がフジサンケイグループからの離脱を余儀なくされた場合には、
>当社の収益性及び技術ノウハウや人材等の事業基盤に裏打ちされた当社の企業価値に
>甚大な悪影響があるものと判断致しました。

と言うのはちょっと子供じみた言い訳なように感じます。
何か前向きな表現で増資を正当化した方がよかったようにも思いますが・・・。
ここまでやれば勝っても日枝さんは退任でしょう。
まあ、こりゃ、ホンモノの大勝負ですなぁ・・・。

http://www.jolf.co.jp/company/IR1242/PDF/sinkabu444.pdf

平成17 年2 月8 日、株式会社ライブドア(代表取締役 堀江貴文氏。以下「ライブドア」)は、当社の株式の11,529,930 株(発行済株式数の35.15%)を取得(以 下、「大量取得」)したことを公表しております。ライブドアは、東京証券取引所の 立会外のToSTNet-1(以下、「ToSTNet-1」)を介した取引により、当該株数の大部 分を取得したものです。当社としては、情報開示の透明性・既存株主に対する公平 性が確保されている公開買付けと異なり、ライブドアによる当該取引は一部の当社 株主の皆様に対してのみ支配プレミアムが支払われる等、既存株主の皆様にとって 著しく透明性・公平性を欠く取引であり、少なくとも公開買付規制の趣旨に反し、 かつ違法の疑いもある取引であると考えております。フジテレビによる上限を設け ない公開買付けとは対照的です。
この度、当社はフジテレビに対して、新株予約権の発行を決定したものでありますが、その主たる目的は以下の通りです。 第一に、当社の企業価値の維持です。当社は、中核事業であるラジオ部門に限らず、子会社であるポニーキャニオン社の音楽映像事業、その他イベント関連等でフ ジテレビに大きく依存しておりす。それは単に収益という定量的な側面だけでな く、技術・開発面における情報ノウハウ、そして人心面での強い絆に裏打ちされたものであります。この関係は当社が今後の企業価値の維持・向上を図っていく上で必要不可欠なものですが、フジテレビをはじめとするフジサンケイグループ各社は、当社がライブドアの子会社となりライブドアの支配下に入った場合には、直ちに当社及び当社子会社との取引を一切中止する意向を申し入れてきています。当社がフジサンケイグループからの離脱を余儀なくされた場合には、当社の収益性及び技術ノウハウや人材等の事業基盤に裏打ちされた当社の企業価値に甚大な悪影響があるものと判断致しました。
第二に、当社がマスコミとして担う高い公共性の確保です。前記のとおり、当社としましては、ライブドアによる当社の株式の大量取得は、公開会社の株式買収にあたっては透明性及び公平性を確保すべしという公開買付規制の趣旨に明確に反する上に、違法の疑いもある取引であると考えており、このような手段を躊躇なく用いるライブドアが当社の支配株主となることは、当社がマスコミとして担う高い 公共性と両立しないと判断致しました。
posted by シュート at 19:39| Comment(0) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フジテレビの増資は違法か?

■■■■フジの新株発行は違法■■■■■■

新株発行(増資)を取締役会の決定のみで可能とした法の趣旨は、スピーディーな資
金調達を可能にするという点にある。会社支配維持(持ち株比率維持)を目的とした新
株発行はなしえない。このような新株発行がなされれば、著しく不公正な方法(280条
の10)として、株主であるライブドアは新株発行差止の請求をすることができる。
株式会社においてその支配権につき争いがある場合に、従来の株主の持ち株比率に
重大な影響を及ぼすような数の新株が発行され、それが第三者に割り当てられる場合、
その新株発行が特定の株主の持ち株比率を低下させ現経営者の支配権を維持するこ
とを主要な目的としてされたものであるときは、その新株発行は不公正発行にあたるべ
きというべきであり、また、新株発行の主要な目的が右のところにあるといえない場合で
あっても、その新株発行により特定の株主の持ち株比率が著しく低下されることを認識し
つつ新株発行がされた場合、その新株発行を正当化させるだけの合理的な理由がない
限り、その新株発行もまた不正発行にあたるというべきである。
(東京地裁平成元年7月25日 判例百選70事件)

↑のような書き込みがあった。
真偽の程は分からないが・・・。誰か教えて下さい。


フジのTOBに応じて損失を最小限に抑える方法もありますねぇ。
以下は概算なんですがライブドアがフジのTOB価格の1000円高くらいでニッポン放送株を40%買っているとするとフジに買い戻してもらうと150億円くらいの損失になるんでしょうか。
仮に150億としても、MSCBの発行で得たお金のうちの650億は手元に戻って来ます。
それを元手に新事業を起す算段も、まあ、悪くはないですね。

しかしながら増資の差し止めに成功したら得るモノはプライスレス。
しかし失敗したら計算上、希薄化でニッポン放送は2500-2000円くらいになってもおかしくないですね、その場合、700億以上を失いますか・・・・。上場も廃止されるでしょうし。

「どうしようかなぁ」と迷ってるウチにフジがTOB価格を上げて誘ってくるかもですね・・・。
ライブドアに損が出ない程度に・・・。これはありそうだなぁ。

うーん、基本的にこの増資話はハッタリだと思うのだが。

どうする。

男、堀江貴文 !!





posted by シュート at 19:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

ライブドアに270円以下の下値なし。

明日から全てストップ安でも水木金の平均価格は224円。
リーマンが800億円を全て新株に変えても4億株。
持ち株比率は丁度40%ですか。
この希薄化によって単純計算でこの話が始まる前の株価の60%に下落したとして

450円×60%=270円

これが希薄化を最大限考慮した場合の理論株価と言ってよいのではないでしょうか。
3倍の売り上げのあるニッポン放送を傘下に収めた以上、来週以降270円以下に下がるコトは考えられないでしょうね。
リーマンが来週に800億円を一気に変えてしまわなければ新株発行数は減るので希薄化率は更に下がり、理論的な株価は更に上がると考えます。
なお、上記の224円を叩き出すのには金曜の終値を174円にする必要がありますが、ニッポン放送買収がほぼ確実な今、最大にして一億株程度であろうホリエモン貸し株のカラ売りでそこまで値を崩すのは難しいんじゃないでしょうか。(相場を見る限りかなりを木曜日に返還するような感じですが)

常識的には現在より100円安の250円より下に行くのは難しく、水木金の平均株価は感覚的に低く見積もって300円ってところではないでしょうか。
300円ならリーマンの新株は3億株程度になります。持ち株比率としては33%程度ですか。

450円×66%≒300円

よって300円より株価が下に来たら安心して買いなのではないか、270円以下なら迷わず買いなのではないかと言うのが僕の意見です。

投資は自己責任でおねがいしますよ。




posted by シュート at 19:10| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

取締役宮内亮治氏がブログで貸し株の返還期限に言及

ライブドアの宮内さんは「たのしい日記」と言う自らのブログでよく読者からの質問に答えておられます。
当然、リーマンのライブドア株の借株返還日についての質問が相次いでいたのですが、遂に日曜日のサンプロの堀江社長の発言を補強する回答がありました。

堀江発言「基本的に24日」に対して 宮内「原則24日」 だそうです。


>貸し株の返還期限

>原則24日。
>適時開示には該当せず。
>サンデープロジェクトの内容確認済み。

>Posted by ryojimiyauchi at 2005年02月21日 19:22

http://ryoji.livedoor.biz/archives/14751018.html#comments
posted by シュート at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リーマンの売り玉はまだ残っている?

堀江さんのサンプロでの発言の通り「リーマンが24日にライブドアに借株を返す」のならば今日で買戻ししないと現物が手に入らないはずです。
しかし、今日で本当にリーマンがカラ売りした玉は消滅したんでしょうか。
各テレビ局は完全にスルーしていて非常に不気味ではあります。
実は返済されない借株はまだ存在していてさらにカラ売る余力も残している言うのが僕の仮説です。
詳しくは、昨日の「前言撤回・こんにちはホリエモン 儲け話大予言編」を参照いただきまして、お暇ならご意見、ご見解なども頂けましたら幸いです。

通りすがりの親切な方に新株予約権の転換下限価格について教えて頂き、訂正の訂正をしています。
ありがとうございました。

ニッポン放送は東証2部ですね。

しかし、「基本的に24日に貸し株を返してもらえる」と言うのはリーマンとの契約違反なんじゃなかったのかなぁ・・・。
社長、お喋りが過ぎます。このまま高騰してしまうと僕もリーマンも困りますので今週は緘口令でお願いしますよ !!


posted by シュート at 13:38| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月20日

前言撤回・こんにちはホリエモン 儲け話大予言編

僕の趣味は株式投資である。
しかし、ライブドアは今まで投資対象外だった。PERやPBRと言った株価指数が軒並み「株価が高すぎます」と警告している上に、本業もなんだかよく分からない、常識外れの株式分割を繰り返して株価を吊り上げ、赤字確実の球団経営をするんだと言い出す、まあ、正直あんまり乗りたくないジェットコースターと言うのが感想だった。
実際、株価は下がり続けていたしね。

しかし、今日、初めてライブドアを買ってみようと思った。
ライブドアが別に特別いい仕事をしているとかは思わないし、フジテレビを今より面白くできるアイデアがあるとも思わない。ライブドアのサイトを覗けばヤフーのモノマネとしか思えないし・・・。
堀江さんの物言いが一部上場企業の経営者として適切なのかも分からない。(オモロイので芸人としては好きだが)「資本参加してフジサンケイグループの経営のお手伝いをしたい」とでも言っておけばいいのに勢いケンカ腰で喋り散らすので話をこじらせているように思う。その限りには「アホ」である。「ニッポン放送を増資してフジの25%なんか薄めてやる」など売り言葉に買い言葉で手の内を晒すなどまさに「ドアホのテッペン」以外の何物もないではないか、僕は関西人なので「アホ」とは言ってもそれ程侮蔑的なニュアンスでもないのだが・・・。

前説が長くなった。お金儲けの話をします。
意味が分からない所は「前言撤回・こんにちはホリエモン 基本説明編」を一読頂いたら分かりやすいかも知れません。

【サンデープロジェクトの堀江発言】

堀江社長はサンデープロジェクトでリーマンブラザーズがライブドアから借りた株9345万7千944株のウチ少なくとも890万株をカラ売りした件について詰問された時、
「リーマンブラザーズにライブドアが貸した株はMSCBの発行期日までのつなぎ融資の担保で、基本的には24日に返却される事になっている」
と知ってる限り初めての発言をした。

リーマンがカラ売りを始めてから株価は順調に下がり続けている。
終値で見ると

10日(木)454円
14日(月)411円
15日(火)372円
16日(水)370円
17日(木)356円
18日(金)323円

と一目瞭然の下げ相場である。
リーマンブラザーズは10日以降も売り注文を出して株価下落誘導をしているのではないかと思う。昨夜の「ブロードキャスター」の榊原発言(別掲)もそう言う意図かもしれない。
リーマンブラザーズは最大限のライブドア新株が貰える新株買取り下限価格の157円に誘導しようとしているのではないだろうか。ちなみにリーマンのMSCBとは「水木金のライブドア株の平均価格の10%引きで、新しく印刷したライブドア株を一億円分づつ800回ライブドアから貰える権利(ただし157円が下限価格。174.4円の10%引きですね)」である。


東証には値幅制限と言うルールがある。

・200円以上500円未満の株は上下80円
・100円以上200円未満の株は上下50円
・      100円未満の株は上下30円

と言う値幅に到達すればその日の取り引きは中止である。

少し極端ではあるが仮にストップ安高が連続したとした場合を考えよう。
水木金の株価の平均がMSCBの算定基準である事に留意頂きたい。

21日(月曜日) 243円   -80円ストップ安
22日(火曜日) 163円   -50円ストップ安
23日(水曜日) 113円 -50円ストップ安
24日(木曜日)  63円 -50円ストップ安   MSCB発行日 リーマン借株返還
25日(金曜日)  93円以下 +30円ストップ高でも・・・

24日木曜日のMSCB発行と同時にライブドアは現在リーマンから借りている588億円と交換で800億円を受け取るようである。
僕はその212億円で金曜日・月曜日とライブドアがニッポン放送株を買い進めて一気に50%越えをするのではないかと踏んでいる。
そして翌週2月28日月曜日に堀江社長が「買収完了」を高らかに宣言するのだ。

同時にリーマンは新株予約権の行使をする。前週の水木金曜日の価格が174.4円を下回っていれば最大限の株数が確保出来る事になる。
もし全権利を行使したとしたらライブドア全株6億4635万3119株に対して5億955万4140株の新株が現れるワケだから株数の希薄化が起こる。
が、ライブドア株はそもそも450円から売り込まれているワケだからリーマンの借り株が堀江さんに返還されていてカラ売りがないと見れば少なくとも450円の約半額である225円を目指して行くのではないかと思う。
いや、ニッポン放送買収の成功となればそのインパクトはかなりのモノである。
一時的な大相場に発展して300円、400円と値上がりする可能性も高い。

そもそもニッポン放送は会社予想で2005年は1087億円の売上げと54億円の純利益を予想している超優良企業である。現在一株配当15円なので全株の50%の配当だけでも2億4600万円になる。
ちなみにライブドアは2004年の売上げ308億6800万円、純利益35億7700万円なので(2003年の純利益は4億8800万円)どっちが親会社だか分からないくらいだから、仮にフジテレビの支配まで出来なくても十分に株価を押し上げるだけのインパクトにはなるだろう。

つまり、23日から25日までの水木金の間に100円程度でライブドア株を買えたら短期間で3倍にも4倍にもなるのではないかと言うのが、この『こんにちはホリエモン 儲け話大予言』の趣旨である。

しかし、前掲の株価の仮説には一つ抜けている要素がある。
リーマンブラザーズがカラ売りした株の買い戻しである。
借株9345万7千944株を売り払って株価を113円まで押し下げても24日木曜日には買い戻してライブドアに返さなくてはならないのではないかと言うギモンだ。
一気に買い戻そうにもストップ高では取り引きできないし、木曜、金曜と株価が174.4円より上に来れば旨みが減る。
そこで【サンデープロジェクトの堀江発言】である。
「リーマンブラザーズにライブドアが貸した株はMSCBの発行期日までのつなぎ融資の担保で、基本的には24日に返却される事になっている」
と堀江さんは 「基本的には、基本的には、会社に帰って確かめなくては分からないが基本的には」と何度も繰り返していたのだ。
貸したモノを返してもらうのにいくらなんでも「確かめなくては分からない」はないだろう。命を掛けた588億円の担保である。汗と涙(かどうかは分からんが)で作り上げた大事な会社の株券である。ジャイアンとスネ夫でもあるまいし・・・・。

リーマンへのライブドア株の貸し株の延長を認める項目が契約にあるのではないだろうか?
ライブドアが発行する新株をそのままライブドアに返還すればリーマンは買い戻しをしなくても済む。仮にリーマンが5億955万4140株を得たとしてそこから9345万7千944株を差し引いても全株のウチの35%は手元に残る計算となる。

堀江社長の「基本的に」の意味はそう言うコトなのではないだろうか。


と、あくまで以上は私の妄想である。投資は自己責任でね・・・。

posted by シュート at 19:32| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前言撤回・こんにちはホリエモン 基本説明編

今日のサンデープロジェクトを見て考えが180度変わった。
前日の榊原発言の意味も分かった。誰も読まないと思うからちょっとここに書いてみる。

【MSBCの発行日】

まず基本的なハナシ、リーマンブラザーズのMSBCと言うのが何モノであるかと言うと。
「水木金のライブドア株の平均価格の10%引きで、新しく印刷したライブドア株を一億円分づつ800回ライブドアから貰える権利(ただし157円が下限価格。174.4円の10%引きですね)」
である。それと交換に800億円をライブドアに渡すのである。
しかし、この契約は2月24日(木)から有効となっている。

で、それまでは堀江さん所有のライブドア株を9345万7千944株を担保に588億円を借りているのである。ライブドアはそれを元手に2月8日にニッポン放送株を38%ほど買ったのである。

【カラ売りの説明】

反対に株を借りているリーマンブラザーズはどうやって金儲けをするのか。
高く売って後に安く買い戻すことで手元に差額が残る。
いわゆる「空売り」と言う方法がある。

2月8日に借りた2日後、彼らはやはりやってきた。


大量保有報告書  提出日2月17日 報告義務発生日2月10日

リーマンブラザーズジャパンインコーポレーテッド46,728,972株 貸借
LBコマーシャルコーポレーションアジアリミテッド46,728,972株 貸借

                      8,908,361株 処分 単価476円 

つまり 476円×890万8361株=42億4085万5836円 の現金をGETしたワケである。
この8908361株を金曜日(2月18日)の終値323円で買い戻すと費用は28億7772万3603円で済む。
一週間で差額13億6313万2233円の利益が生まれるカラクリである。
株価が下がれば下がる程利幅は大きくなる。反対にカラ売り価格より実際の取り引き価格が高くなれば、売値より高い値段で買い戻さなければならなくなるので損が出るのだ。
まあ巨大な売り注文をするワケだからモノの値段として株価は下がりやすくもなるのだ。
実際ライブドアの株価は下落し続けている。

この権利をリーマンは残り8454万9583株も残しているのだ。

【上記2点の整理】

リーマンは下限いっぱい174.4円以下にカラ売りで値段を下げる事もできるだろうし、174.4円でライブドアに800億円の新株発行を要求する事もできる。
その場合 800億÷157円=5億955万4140株 が貰える事になる。
ライブドアの総株数は現在6億4635万3119株とあるから大変な筆頭大株主出現と言う事になるが、このハナシは今回は横に置いておく。

問題はリーマンブラザーズがいつ堀江さんに借り株を返すかと言うハナシだ。
今日のサンプロで堀江さんは「基本的には2月24日に返して貰う話になっている」と明言したのだ。「基本的には」と言う点も含めて僕の頭に一つの筋書きが浮かんだ。
これは後編で説明しようと思う。

リーマンは最大5億株も貰えるので約束の日までに9345万7千944株を返すのなんかワケはない。
ただ、カラ売りは下がれば下がる程儲かるのに対して、大株主は上がれば上がる程儲かると言う正反対の立場がある。
投機家はリスクヘッジと称して両方を同時に行う事もあるが、そこまで考えると僕がワケが分からなくなるので今回は省くとする。

以上、基本説明編である。





posted by シュート at 16:27| Comment(9) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブロードキャスターでの榊原発言全文

まず、参考資料として「リーマンブラザーズ顧問」である榊原英資氏の土曜の発言を載せてみる。
カネを貸している側の発言としては異例と言うか、ビックリ発言である。


こりゃあもう、堀江さんの負けですね。売上が300億の会社が800億の借金するってのはもともと無理な話なんですよ。その、無理に無理を重ねて、転換社債で、まったく不利な条件で、彼は(資金を)借りたわけですね。
ですから、この結果何が起こるかというと、ライブドアの株価がどんどん下落するわけですよ。すでに、下落してる。200円とか200円割っても不思議じゃないですね。(200円)割ってもリーマンは損しないですから。必ず、それ(時価)の10%引きで転換できるわけですから。

福留さん:「絶対損をしないのは?」

リーマン・ブラザーズです。ですから、今回の、まずこれ第1幕ですけど、第1幕の勝者はリーマン・ブラザーズ。敗者はライブドアですね。
おそらく、これ第2幕があって、第2幕はリーマン・ブラザーズの裏にいる外国系のファンド、あるいは、日本のノンバンク、噂が出てますけど、そういう人たちが出てくる、(また)村上さんがどう動くか、ということですから、第2幕はフジテレビ対そういう人たちになる。しかし、堀江さんは第1幕で舞台から退場、と。こういうことが、一番ありうるシナリオですよね。

福留さん:堀江さんは、まだニッポン放送株を買い増していくって、いってるんですけど?

ええ、ですけどね、自分のところの株価がどんどん下がるってことはね、資金調達力が下がるってことですね。それから、資金を今度返還する能力が下がるってことですから、この株価が、例えばですね、4割5割下がるってこと、これ致命的ですよね。

福留さん:なぜ、その危ない転換社債に手を出すことになったんでしょうか?

ですから、これは、本人(ホリエモン)が人生最大の賭けだって言ってますけど、短期決戦で終われば、これ良かったかもしれませんね。
それから、35%って公表しちゃダメですよ。51%取ったときに「取りましたよ」っていわなきゃ。
要するにね、テレビタレントじゃないんですから、ベラベラベラベラしゃべったらね、そりゃあ、プレイボーイは売れるかもしれませんよ、だけどね、村上さんみたいに、こういうときは絶対「ノーコメント」です。村上さんプロですよね、ありゃあ。

福留さん:ということは、今週1週間(テレビに)出まくった堀江さんっていうのは?

まあ、会社がダメになったらテレビタレントにはなれるかもしれませんけどね、会社の社長ってのはあんな風にベラベラしゃべっちゃダメです。しかも、これは戦争ですよ。これは、要するに、敵対的買収ですから、かつてのことばで言えば乗っ取りですよ。で、ルールは法律に違反しなきゃいい、って、これは堀江さんのいうとおりなんですよ。何でもありの世界です。
ですから、こういう世界で、やっぱり、あんまりベラベラしゃべっちゃダメですね。で、相手は大衆じゃないですよ。プロ野球のときは、相手は大衆ですから、大衆のサポートがあれば何とかなった。
これは、プロの世界ですから。厳しいアメリカ型資本主義の論理ですよ。リーマン・ブラザーズはそこのプロですよ。そこにしてやられたな、っと。こりゃね、日本でね、アメリカの投資銀行にしてやられてる例ってのは山ほどあるんですよ。

福留さん:(かつて、ソフトバンクらにテレビ朝日が買収されかけた実例があるのに)なぜ、今回、日枝さんはこれほど脇が甘かったんでしょうか?

これは、やっぱり、あれですよね。ファミリー支配のあれ(?)が残っていて、ニッポン放送というフジテレビよりも小さいところがフジテレビを支配しているという、西武と同じ構造ですね。あの構造が残ってて、その弱みをボーンと突かれたっていうことですよね。
ですから、フジテレビの側にも弱みがあって、まだ、弱みはありますから、これから、これ、フジテレビが勝ったということじゃなくて、ライブドアが負けたと、そういうことですね。

福留さん:日本のメディアっていうのは、外国の資本から見ると、株価に対して魅力的なんですか?

圧倒的に魅力ありますね。規制産業ですから。あのー、新規参入がないですから、利益はある程度確保されてますよね。それから、やっぱり、影響力は非常に大きいんですよね。それに比べて、価格は安いですから。ですから、やっぱり、外国資本だけじゃなくて、日本の資本も欲しいでしょうね。



posted by シュート at 14:30| Comment(3) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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