2005年02月25日

ライブドア「新株予約権発行差止仮処分の申立て」の予想

株式会社ニッポン放送の第三者割当による新株予約権発行差止仮処分の申立てに関するお知らせ

当社と、当社の100%子会社である株式会社ライブドア・パートナーズとは、本日、標題の件につき、東京地方裁判所に対し新株発行差止仮処分の申立てをいたしました。


1.申立ての相手方

(1) 名 称 株式会社ニッポン放送
代表取締役社長 亀渕昭信
(2) 所在地 東京都千代田区有楽町1丁目9番3号

2.申立ての内容

株式会社ニッポン放送の平成17年2月23日付取締役会決議に基づく第三者割当による新株予約権発行について、その発行を差止める仮処分の申立て。

3.第三者割当による新株予約権発行差止仮処分の申立ての理由

株式会社ニッポン放送の平成17年2月23日付取締役会にて決議された第三者割当による新株予約権の発行は、新株予約権の割当先である株式会社フジテレビジョンの株式会社ニッポン放送に対する支配権を維持することを目的とするものであり、著しく不公正な方法による新株発行にあたることから、新株発行差止の仮処分を申立てするに至ったものであります。

(著しく不公正な方法であることの理由)

(1) 本件新株予約権の発行価額は、株式会社フジテレビジョンによる株式会社ニッポン放送株式の公開買付開始前である平成17年1月14日までの3ヶ月間の平均株価(4,937円)を基準としているところ、その後の市場価格の高騰・支配権取得に伴うプレミアムといった点を考慮していない点において「特に有利な発行価額」に該当すると思われるにも拘わらず、新株予約権の発行につき株主総会による承認を得ていない。

(2)  株式会社ニッポン放送には、本件新株予約権の発行により資金調達を行う必要性がない。

(3) 本件新株予約権の発行は、当社による株式会社ニッポン放送の株式取得を阻止し、株式会社フジテレビジョンによる株式会社ニッポン放送に対する支配権を維持することのみを目的としており、株式会社ニッポン放送は、平成17年2月23日付で発表された「第三者割当による新株予約権発行のお知らせ」及び同日実施された株式会社フジテレビジョンとの合同記者会見において、このことを自認している。

(4)  本件新株予約権の発行は、公開買付期間中に、公開買付者である株式会社フジテレビジョンを割当先として行われたものである。しかも、株式会社ニッポン放送の株式に関する当社と株式会社フジテレビジョンとの間の争奪戦が実際に発生し、株式会社ニッポン放送株式の動向に市場が注目しているさなかに行われたことからすれば、新株予約権発行の旨の公表により株式会社ニッポン放送の株価を下落に向かわせることを意図していたことも否定できない。

4.その他

本件新株予約権の発行に関連しては、他の法令違反を疑わせる行為が散見される。これらについては、改めて適切な法的措置を講じる所存である。


以 上

http://finance.livedoor.com/disclose/tmp/32181a50_20050224.pdf

だそうです。連日、見応えがありますなぁ。
判例がないそうなのに、自称専門家が方々で判決を予想されてます。
せっかくですから僕も考えてみました。

新株予約権は「将来株がもらえると言う権利」なので、フジが行使しない限り株券は発行されないワケです。これだけをもってライブドア等、既存株主の権利を侵害しているとは言えないと思います。
よって、商法的にはライブドアの差し止め申請は却下されます。

しかし、実際にフジが権利を行使して株券が発行される段階になると再び「差し止め申請」が出されこっちが主戦場になるかなぁと思います。
これはフジが負けます。
その時にはライブドアは51%を持っている可能性がかなりありますし、フジは昨日の会見によって「ライブドアがニッポン放送の経営者としては不適切である」と言う立証をしなくてはならなくなったので戦術としてはキツいでしょう。そもそもそれが通るなら今の時点で「第三者割当増資」を行っているとも思います。こんなSFレベルのケタ外れの株数の増資ではなくて「常識の範囲内」で。

恐らくフジは本気で法廷闘争をする気はなないんだと思います。現在続行中のTOBに応じるかどうか迷っている大株主に揺さぶりを掛けているのでしょう。
「いつまでも持ってると2000円になるぞ」と。
そう言う方向から考えるとフジは25%とか33%とか、そう言う数字も確実にしていないのかも知れません。
市場価格より安い価格で株を集める為の工作だとしたらそれはズバリ証券取引法に違反する価格操作です。
商法的には問題がなくとも証券取引法の方で差し止めが認められるかも知れませんね。

さて、ここはお金儲けのブログなので上記の予測を整理するとライブドアの「新株予約権発行差止仮処分の申立」が棄却された後の狼狽売りを拾えばいいんじゃないでしょうか。

ただ、ライブドアの時間外取り引きについて事前の申し合わせがあったんじゃないかと言うギモンも考えられ、産経新聞はがスッパ抜けば・・・。
ちょっと面白すぎですね。妄想が入ってきたのでこのへんで止めておきます。


posted by シュート at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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