2006年03月25日

海陽学園ってアホだろ

海洋学園とは
愛知県蒲郡市に4月、中高一貫の全寮制男子校「海陽中等教育学校」が開校する。「将来の日本を牽引するリーダーの育成」を掲げ、トヨタ自動車やJR東海、中部電力を中心に中部財界の肝いりで誕生。英国のパブリックスクールをモデルに、既存の枠にとらわれない新たな教育スタイルをと意気込む。
三河湾に面した海洋リゾート施設「ラグーナ蒲郡」内の13万平方メートルの埋め立て地に校舎を設置。設立代表者は豊田章一郎・トヨタ自動車名誉会長で、設立費用約200億円は賛同企業約80社が寄付。初代校長には東大名誉教授で開成中学・高校校長を務めた伊豆山健夫氏が就く。
生徒全員にノートパソコンと携帯端末が与えられる。携帯端末は、校内の買い物に使う電子マネーや位置情報、緊急通報など多機能だが、事前に登録した8件のみの着信専用で買い物の中身や校内のどこにいるかまで把握もできる。校内には無線LANがあるが有害サイトにはアクセスできない。
漫画、ゲーム、オーディオ、カードゲーム、フィギュア、自転車、スケートボードなど娯楽用品はほとんど持ち込み禁止。個人の携帯電話も禁止。生活の中心は「ハウス」と呼ばれる寮で行い各棟の一階には寮の管理人である「ハウスマスター」が住んでおり、各フロアにも出資企業から一年交代で派遣される若手社員が常駐する。
ハウスの門限は午後6時だが、外出は厳しく制限され、週末の帰宅は保護者の迎えが必要。

ツツコミ所は多々ありすぎるのだがまず伊豆山健夫校長なる人物から軽くジャブを放つと、開成OBの方がこう評している。

まがい物のエリート育成

彼が校長に就任したのは、僕が高校を卒業してから数年後だけれども、彼の「悪名」は各方面から嫌と言うほど聞かされ、僕自身も(まあ間接的にではあるが)煮え湯を飲まされてきた。
簡単に言えば彼は、OBたちの間では、この期に及んで「東大合格者数ダントツトップの学校で居続ける」こと、そして顧客たる生徒のご父兄の間の短期的な評判を上げることだけに血道を上げた校長だったと評価されている。
その犠牲となったのが、廃屋寸前の宿舎に起居して褌を締めて海で泳ぐわが水泳部や、常に救急車が待機していることで名高い運動会を筆頭とした前時代的な「運動」−−近代的なスポーツという響きとはあまりにかけ離れている−−の伝統であり、高橋是清・初代校長時代から連綿と続く「バンカラ」な校風そのものだった。
伊豆山校長時代の十年弱で、そうした「古き佳き」活動への非効率な支出は徹底的に削られ、運動会などの野蛮で危険な部分、父兄からの苦情を受けかねない部分は、徹底的に馴致された。その代わりに、東京大学を目指した効率的な教育は洗練の度を果てしなく高め、開成に入るための中高入試は、ほとんど秀才少年たちのくじ引きの世界にまで困難なものになっていった。
(そんな校長に対し、大先輩の愛すべき下町のおっちゃんたちの一部から辛辣な退任運動が盛り上がり、遂には伝統回帰志向の強い現校長が迎え入れられることになる。)
そんな彼が「イートン校を目標にした」男子校の初代校長に担ぎ上げられているのだから笑ってしまう。
 東京大学やイェール大学を一直線に目指す「効率的」に「洗練された」教育だけで、イートン校が生み出してきたような「ノーブレス・オブリージ」を備えた「上流階級のエリート」が形成できるはずがない。


だそうである。

「将来の日本を牽引するリーダーの育成」などとキレイ事を言ってはいるがビジネスは要するにゼニ儲けである。
例えばトヨタは給料や仕入れ経費などを全て引いた上で一兆円の最終利益を出した事もある超優良企業であるに関わらず渇いたタオルをなお絞ると言われるほどの下請け泣かせなのは有名である。解雇によるリストラをしないと言うのが自慢だが先日の春闘のベアは大ニュースになった
悪い事では決してない。何故ならビジネスとはゼニ儲けだからである。
しかし、いきなりノーブレス・オブリージなどと大上段に構えられてもピンと来ないのである。


娯楽・自由のナイナイずくしは多くの全寮制校の学校にある事だろうが、『各フロアに出資企業から一年交代で派遣される若手社員が常駐する』とはどういう事だろうか。一年で会社に戻る約束で派遣されているお目付け役の何が試されているか、詰まるところ『部下の管理能力』であろう。子供の為ではなく保身の為に規則を徹底させ短期的に何らかのノルマの達成を要求する事が目に見えている。

漫画、ゲーム、オーディオ、カードゲーム、フィギュア、自転車、スケートボードなど娯楽用品はほとんど持ち込み禁止。外出は厳しく制限され、週末の帰宅は保護者の迎えが必要。

大学生になったら友達と何を話すんだろうか、っうかこう言う上司ってどうよ。
まあ、裁判官なら適任かもしれないが・・・・・。

posted by シュート at 20:42| Comment(117) | TrackBack(16) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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